ぽっちゃりメンズでもレディースアイテムを着こなす方法

ぽっちゃりメンズでもレディースアイテムを着こなす方法

昨今ではジェンダーレスファッションの流行で

性別にとらわれない着こなしが当たり前になっています。

 

男性服の売り場では、女性がメンズアイテムを選んでいたり

ユニクロGUの着こなし発見アプリ「StyleHint」では

レディースアイテムを着る男性の投稿も多数見られます。

 

太った体型の男性にとっても

レディースアイテムを取り入れることでオシャレの可能性は広がります。

 

「男が女性用の服を着るの?」と抵抗がある人も多いと思いますが

レディースアイテムでもビッグシルエットが定番化しているので

いくつかのポイントをおさえれば

体重80kg台のメンズでも全く問題なく、レディースアイテムを着ることができます。

 

この記事では

男性がレディースアイテムを着ることのメリットや、

アイテム選びの注意点について触れていきます。

 

メンズがレディースアイテムを着る3つのメリット

1 安くてクオリティが高い

男性がレディースアイテムを選ぶ場合、まずはユニクロ、GUが最適だと思います、

他ブランドよりも大きいサイズまで展開されていて価格が安いからです。

 

すべてのレディースアイテムに当てはまるわけではありませんが

同じ価格帯でメンズ、レディースを見比べたら

レディースのほうがクオリティが高い物が多い傾向があります。

 

レディースアイテムの生産数は

メンズアイテムの数倍といわれていて

大量生産によるコスト削減で価格を安く抑えられていることが多いようです。

 

そしてレディースアイテムでは

女性からの厳しい要望もあるため

メーカーやブランドはこれらに応えようと、品質向上に取り組まれていることが多いです。

2 体型カバーに優れたアイテムが多い

スウェットやパーカー、アウターなど

お尻まですっぽり覆うような、かなり大きいサイズのアイテムを着こなしている女性を見かけると思います。

 

ぽっちゃり体型のメンズは体のラインが目立たない服を選ぶのが重要ですが

女性でも体のラインを出したくない人は非常に多く

レディースアイテムでは体型カバーに優れたアイテムが多数、販売されています。

 

たとえば厚手の素材。

しっかり厚手のアイテムは体のラインに沿わないので体型をカバーすることができます。

コットン素材のほか、

近年ではポンチ素材、ダブルフェイス、ダンボールニットと呼ばれる、

化学繊維を2枚貼り合わせた生地が使われることが多く

これらの素材は厚くて皺にならず、上品な光沢で高級感があるのが特徴です。

 

サイズ的な面では

「80kg台の男性がレディースの服なんて着られるのか?」と思うかもしれませんが

意外にも

身幅、胴体の太さに関して非常にゆとりをもって作られているレディースアイテムはよくあります。

ユニクロGUではレディースのXXL~3XLなら

胸囲100cmの私でも生地がめちゃくちゃ余るので、体がすっぽり覆われてラインを隠してくれます。

 

どちらかというと男性には

着丈や袖の長さが足りないことがあるので、後ほどサイズの選び方をコツを詳しく解説します。

3 ちょっと個性的

レディースアイテムの中でもパッと見では女性用とわからないような

普遍的なアイテムをおすすめしますが

たとえば無地のスウェットでも、メンズとレディースでは形やシルエットが少し違います。

 

パッと見ではわからないけど、よく見るとちょっとオシャレ。

メンズの服にはないシルエット。

そのちょっとだけ個性的な加減が、やり過ぎずにちょうどいいんです。

 

またメンズよりもレディースのほうが

トレンドが一歩はやいので

メンズにはないアイテムでおしゃれを先取りできることもあります。

 

メンズがレディースアイテムを選ぶ際の注意点

柄・配色

男性がレディースアイテムを選ぶ際には

パッと見でレディースっぽく見えないものを選ぶのが無難です。

 

たとえば花柄、ピンク色など。

もちろん一部のメンズ服にも花柄やピンク色のアイテムはありますが

無難という意味ではこういったものは避けるほうが良いです。

 

またレディース特有のディテール、

フリル、リボン、レース、サテン生地も非常に難しいので避けるのが良いです。

 

シルエット

レディースアイテム特有の形やシルエットのアイテムを避けることも重要です。

 

たとえば

・ウエストが細くくびれているもの

・袖がひろがっているもの

・ウエストに比べてヒップが大きいパンツ

は女性らしいシルエットです。

 

ボタン位置

シャツやジャケットなどはボタンを閉めたとき、男女で逆の位置になっています。

メンズでは左身頃が上に、レディースでは右身頃が上になります。

しかし

よほど大きいボタンでなければパッと見ではわからないので、気にするほどではないと個人的には思います。

 

メンズがレディースを買うなら採寸表をチェック

私の体型

176cm / 85kg / 胸囲100cm / エスト96cm

 

ユニクロGUのレディース3XLサイズであれば

この体型でも問題なく着用できるアイテムがありますが

私がレディースアイテムを購入する際には、商品ページのサイズ表を必ずチェックしています。

 

ユニクロGUのレディースXXL~3XLはオンライン購入限定です。

試着ができないので

自分のヌード寸法、手持ちの服をメジャーで採寸したうえで

商品の採寸表と見比べるのですが、いくつかのポイントがあります。

 

<トップス・アウターの場合>

ひと目でレディースアイテムとわかるディテールではないか?

男女兼用できるようなデザインであるか?

商品ページのサイズ表で身幅をチェック

私の胸囲100cmなら

服の身幅は65cm以上はほしいところ。68cm以上あれば余裕。72cmぐらいでもいい。

着丈をチェック

スウェット、パーカーなどのトップスであれば

私の身長176cmなら最低でも70cm以上ほしい。

アウターなら75cmあればいい感じ。

着丈69cm以下のアイテムは違和感が大きくなってしまう。

裄丈をチェック

裄丈とは首の後ろから袖先までの長さ。

レディースアイテムを男性が着る場合、

身幅と着丈が問題なくても、袖が短いことがよくある。

 

身長176cmの私は、普段のメンズシャツは裄丈88cmぐらい。

レディースはほぼ全アイテム、私には袖が短いけど85cmぐらいほしい。

80cm以下は完全にアウト。

 

<パンツの場合>

エスをチェック

まずはサイズ表でウエストをチェック。

 

パンツの場合はサイズ表だけで判断するのは難しくて

エストがゴムの商品はサイズ表の数値よりまだまだ許容範囲があったり、

ユニクロジーンズ36インチはエスト100cmを越えていることもあったり。

私自身、ちょっとギャンブルのつもりで買っています。

ヒップをチェック

エストが96cmの私の場合なら

ヒップは115〜130cmぐらいが望ましい。

商品写真も参考にしながら、ヒップのラインがプリっとフェミニン過ぎていないかチェック。

わたり幅をチェック

私の場合は38cmぐらいはほしい。

レディースアイテムの中でもワイドシルエットなパンツだと38cm以上のわたり幅があるものが多い。

わたり幅35cm以下のアイテムは太もも周りがパツパツになり始めるので避ける。

股上をチェック

30cmぐらいほしい。

28cm以下のローライズ、ローウエストと謳われているものはアウト。

股下をチェック

股下は長すぎる場合はカットすることができるが

レディースのパンツは男性からすると短いものが多い。

 

身長176cmの私の場合、股下70〜73cmぐらいがすっきりちょうどいい感じ。

76cmでも靴の上で少し溜まって、これはこれでいい。

 

ただ、アンクル丈のレディースパンツでは股下66cmぐらいのものがあって

これでは短すぎて7分丈のようになってしまう。

 

以上、私がレディースアイテムを購入する際にはサイズ表をこのようにチェックしています。

最後に

手持ちのレディースアイテムを使ったコーデを紹介して終わりにします。

この記事が参考になりましたら幸いです。

ぽっちゃりメンズのレディースアイテム使用例

パーカー

ユニクロ スウェットオーバーサイズプルパーカ 3XL

スウェットシャツ

ユニクロ ドライスウェットクルーシャツ 3XL

セーター

GU オーバーサイズハイネックニットチュニック XXL

GU ブラッシュドリブハイネックプルオーバー 3XL

アウター

UNIQLO U トレンチコート M

UNIQLO U ステンカラーショートコート XXL

パンツ

ユニクロ フレアハイライズジーンズ 36インチ

UNIQLO U スウェットギャザーパンツ L

UNIQLO and MARNI

コーデュロイワイドフィットタックパンツ 3XL